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★特集「宮本武蔵」はこちらから

★2002年8月20日 観光ドライバー研修会「宮本武蔵研修」を実施しました。

一同バスに乗り出発。
観光ドライバーや職員、総勢20名が参加。
来年の大河ドラマ「武蔵」にちなんで、武蔵終焉の地である熊本の史跡を再確認するための研修です。
マスコミの記者さん達もご同行されました。
バスガイドさんを講師に武蔵の史跡を講習。
参加の観光ドライバーからは「もっと、武蔵のことを勉強して、熊本にお出でになるお客様に喜ばれるご案内をしなくては」との声もありました。
宮本武蔵の遺品が数多く展示される「島田美術館」では島田館長のミニ講演も。「武蔵の遺品の90%は、この熊本にある」との事です。
そのほか、武蔵が五輪書を著した「霊巌洞」、武蔵が主君細川家の参勤交代行列を見守りながら眠る「武蔵塚」等の史跡を研修しました。
当日の模様はテレビ熊本「TKUニュース」でも放送されました。(感謝)

TKUホームページより(www.tku.co.jp

同じく、熊本日日新聞夕刊で特集として報道されました(感謝)

武蔵ブーム逃すな
“大河人気”高まる期待 足跡訪ねガイド研修 タクシーツアーへ9社連携

 来年のNHK大河ドラマの主人公・宮本武蔵。晩年を過ごした熊本には、関連する名所も多く、県外からの観光客増への期待も高まる。そんな中、県内のタクシー会社のグループが動き出した。武蔵の足跡をたどる観光コースのパンフレットを作成、乗務員対象の研修会を開くなど、ブーム到来への備えは万全。

 このグループは、熊本、八代、阿蘇のタクシー九社が加盟する「くまもとチャーターキャブセンター」(熊本市)。ジャンボタクシー(九人乗り)や中型タクシー(五人乗り)での「タクシー観光」の普及をめざして今春発足した。一社では一、二台のジャンボタクシーも九社集まれば十四台になるという。

 研修会には各社の乗務員ら約二十人が参加。肥後観光バスのベテランガイド吉田高子さん(46)を案内役に、約六時間の武蔵ツアーに出発した。「まず武蔵資料館ともいえる島田美術館へ。その後、五輪書をしたためた霊巌洞へまいります…」。名調子が耳に心地よい。

 武蔵の遺墨や遺品を展示する島田美術館(同市島崎)では、島田真祐館長が一行を出迎えた。「四十歳代までの武蔵の半生は模糊(もこ)としている。武蔵がかかわったと確認できる資料の九割は熊本にあり、小説などが描く剣豪、剣聖の武蔵とは別の顔を見ることができる」。乗務員の一人は「資料の九割が熊本にあるとは、知らなかった。お客さんにぜひ伝えたい」と早速メモ。

 吉田さんが武蔵観光のメーンと位置づける霊巌洞(同市松尾町)。「“熊本の武蔵”を印象づけた場所。有名な五輪書はここで生まれました」との説明にも力がこもる。阿蘇エースタクシーの大宮司祥人さん(28)は「お客さんには高齢者も多い。上り下りがちょっときついかな」。

 吉田さんの一言一句を聞き漏らすまいとカセットレコーダーを持参した三和タクシーの緒方次男さん(60)は、昨秋から観光専門のジャンボタクシーの乗務員に。「武蔵に関する本も読んだが、知識はまだまだ。覚えたことは忘れないよう、ノートに書き残している」

 藩主の参勤交代を見守るため立ったままの甲冑(かっちゅう)姿で葬られたと伝えられる武蔵塚(同市龍田弓削)。「島崎の寺尾家の墓地内にも『西の武蔵塚』と呼ばれる墓がある。熊本には武蔵の墓は二カ所あると説明されたがいいでしょう」と吉田さんがアドバイスした。

 吉田さんは「よく『武蔵はどんな人?』と聞かれるが、とにかくなぞが多い。それだけ魅力的な人物なんですよ」と締めくくった。

 第二旭タクシーの小野克洋さん(29)は「武蔵にひかれて来熊するお客さんは確実に増える。原作を読んで、ドラマも欠かさず見るようにします」と気を引き締めていた。

 準備は整った。後はドラマで熊本がどう描かれるか、だ。 (社会部・奥村国彦)

 ◇メモ
 くまもとチャーターキャブセンター企画の武蔵ツアーは、▼武蔵コース 熊本城〜島田美術館〜霊巌洞・五百羅漢(3時間、1万8千円)▼二天一流コース 熊本城〜武蔵使用の井戸と旧居跡〜島田美術館〜霊巌洞・五百羅漢〜立田自然公園・供養塔〜武蔵塚公園(4時間、2万4千円)など。いずれもジャンボタクシー。同センター(電)096(379)8182。

熊本日日新聞8月26日号夕刊10面より (ホームページ www.kumanichi.com

お申込み・お問合せは・・・

くまもとチャーターキャブセンター

熊本市南区幸田1−4−20 熊本タクシー鞄
096−379−8182
fax 096−379−8119


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